
中学生の子供にデキタスを利用していた田中といいます。ここでは「デキタスを比較する時間がない」というあなたに向け7教材を徹底比較した結果をご紹介します。
私もデキタスを利用して家庭学習をさせていましたが、契約前には通信教材をかなり深く探ったうえで比較検討していました。
- デキタスを比較してみたいけど時間が取れない‥
- ほかの通信教材とデキタスを比較するのが面倒‥
そんなデキタスの比較部分について、できる限り詳しくお伝えできればと思います。
デキタスと7教材を比較した結果

デキタスと「7つの教材」の徹底比較結果を一覧表でご紹介します。あくまでも私が感じた個人的感想です。
教材名 | 映像授業の質 | 操作性 | つまずき対策 | 問題数 | 機能の多さ |
デキタス | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
すらら | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Z会 | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
進研ゼミチャレンジタッチ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
スタディサプリ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | △ |
スマイルゼミ | △ | ◯ | △ | ◯ | ◯ |
秀英ID予備校 | ◯ | △ | ◯ | △ | ✕ |
ポピー | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ |
このように7つの教材を比較してみると、結果的にデキタス・すららの2つがもっとも良い内容として最終候補として残ることになりました。
さらに、デキタスと7教材を比較した内容について解説します。
すららとの比較内容

デキタスとすららの比較結果として、もっとも大きく異なった部分が「勉強の進めやすさ」でした。
すららという通信教材は全体的に完璧といえるほど完成度の高さが魅力でしたが、映像授業だけはモッサリとした動きで通信環境によってはカクカク動くときもありました。
そんなすららの授業と比較をしてデキタスの映像授業はとにかく軽い印象で、通信環境などの影響を受けてもまず動きが遅くなってしまう事はありません。
また両者とも映像授業を見るまえにまず単元を選びますが、すららは単元選びにやや迷ってしまうようなビジュアルというのも気になった部分の1つです。
すららは総合的に見ると5教科と英検なども勉強できるので魅力的ではありましたが、映像授業の軽い動きや操作性など細かな部分まで比較をするとデキタスの方に分があったため選ぶことにしました。
Z会との比較内容

いちばん初めはこのZ会の通信教育を考えていましたが、デキタスと比較をした結果「偏差値が高すぎた」ことが原因で選びませんでした。
Z会は昔から高い偏差値に対応している通信教材で、とくに添削指導などリアルに講師と関わりながら家庭学習へ取り組めるためかなり優秀な教材。しかし私の子供の場合はまだZ会を利用するまでの学力が伴っていなかったため最終的にデキタスを選ぶことにしました。
デキタスというのは「基礎力」を養うのに最適な学習教材。対するZ会の通信教材は「応用力」に重点を置いた教材のため同じ通信教育とはいっても大きな違いがあります。
もし将来的に難関校やトップ校などを目指したいのであればZ会の通信教育はおすすめですが、私のように学力が伴わず「しっかりと基礎力を身につけさせたい」という家庭にはデキタスのほうが間違いなく適していると私は感じています。
進研ゼミチャレンジタッチとの比較内容

進研ゼミには2つのパターン「紙教材」「ネット教材」がありこのうち「ネット教材(チャレンジタッチ)」がデキタスと比較するに値する教材です。
チャレンジタッチは専用タブレットを使用して取り組むスタイルで、5教科が勉強できるためデキタスとほぼ同じような内容。しかし映像授業の数が少ないため選ぶまでには至りませんでした。
全体的な構成についてはチャレンジタッチのほうがビジュアル的にも見やすく、また機能面でもかなり優れていたためかなり興味の持てる教材に感じていました。
またオプションで英検など資格に向けた勉強ができたりと、小学生にとって魅力的な内容でけっこう充実しているのも事実。しかし私の場合は「映像授業メイン」で考えていたため、チャレンジタッチよりも高いクオリティのあるデキタスの授業を選ぶことにしました。
スタディサプリとの比較内容

スタディサプリ小学生講座というのは「実在する講師」が映像授業を行っているため、やや学校的な雰囲気で家庭学習を進めることのできる教材です。
この「学校的な雰囲気」というのは子供によってはメリットになる場合もあると思いますが、私の場合は楽しい雰囲気を求めていたこともありデキタスのアニメーション授業を選ぶことにしました。
とはいえスタディサプリの授業を見ていると惹き込まれそうになるほど理解しやすく、全国から神授業を行う講師が集められているというのはかなり真実。
そのような優れた授業を見ていたらスタディサプリを選んでも良さそうだなとも思った瞬間もありましたが、結果的にデキタスの授業と比較したとき「楽しい雰囲気」があったことがキッカケとなりスタディサプリを選ぶことは断念しました。
スマイルゼミとの比較内容

私の親戚も利用しているのがこのスマイルゼミだったのでとても興味を持っていましたが、内容は優秀だけど費用が高く経済的に難しい面があり選びませんでした。
というのもスマイルゼミは専用タブレットを使って勉強を進めるというスタイルで、初めに専用タブレットを購入する必要があったため断念。
とくに操作性がバツグンでこれ以上ないほど勉強がしやすいという大きなメリットはありましたが、デキタスの費用が安すぎることもあり選ぶに至りませんでした。
スマイルゼミは経済的に余裕があれば間違いなくおすすめのタブレット学習ですが、もし自宅に余っているタブレットやパソコンがある場合は「クラウド型」で勉強できるデキタスのほうが最適なチョイスになると思います。
秀英ID予備校との比較内容

自宅の近くにも秀英予備校があり評判はけっこう良く、予備校が運営している教材ということで候補に挙げていました。
秀英ID予備校は「映像授業発祥の塾」といわれるように、かなり高いクオリティで作成された実在する講師による解説が行われています。実際に私もこの映像授業を見ましたがとてもわかりやすい解説で、噂になっているのも納得できる内容でした。
またこの教材はハイレベル向けの勉強ができる「応用中心」の内容で、映像授業の数も業界でいちばん多いのではというほどのレベル。とくに理数系に強い塾なので理科や算数などは別途授業が用意されているくらい力の入れようでした。
しかし私はまありにオプションがたくさんあり選ぶことも大変と感じ、さらにハイレベルな内容だったため子供の学力を考えるとデキタスの「基礎力中心」というほうが適していたことで選びませんでした。
ポピーとの比較内容

最後になりますがデキタスと同時に紙教材であるポピーも候補に挙げ、実際に教材も取り寄せて詳しく確認してみました。
ポピーは元京都大学総長が発足した学習教材ですが実際に学校としっかりとリンクしており(教科書準拠)、学校から帰ったら見開き2ページを勉強すればその日の復習ができるという内容でした。
実際に取り寄せたポピーを見ていると勉強しやすそうと感じましたがデキタスと比較した場合に、根本的な違い(紙教材とネット教材)があったためデキタスを選びました。
やはりデキタスのようなデジタル学習というのはインターネットを利用することで情報量の多さは段違いで、紙(冊子)にすると何冊になるのだろうというほど内容が濃いというメリットがあります。
このように根本的な違いが決定打となり、ポピーは残念ながら選ぶに至りませんでした。
参考:デキタスの使い方|高い学習効果につながる知っておきたい7つのコツ
デキタスを比較してわかった5つの効果

このようにデキタスと7つの教材を徹底比較した結果、最終的にはデキタスを選ぶという結論にまとまりました。
このような経緯を経てデキタスを利用してみて、勉強の現場でわかった効果についてご紹介してみようと思います。
デキタスで実感できた4つの効果
- 理解できない部分を素早く解消できる「つまずき防止」効果。
- アニメーション授業により楽しさを感じられる「リラックス」効果。
- 映像授業が掛け合いによって進む「理解力アップ」効果。
- サクサクと操作性が良い「ノンストレス」効果。
とくに「つまずき効果」は優秀だと感じた部分で、家庭学習をする上でもっとも役立ち使用頻度が高いデキタスの大きなメリットになります。
具体的にいえば「問題が解けない➝映像授業を見る」という動作。
たぶん家庭学習を継続する中でも、この動作がいちばん多くなると思います。

一見すると単純な動作ですが実はとても大切な瞬間で、問題が解けないときに素早く解消できるというのは小学生にとって何よりもポイントになってきます。
とくにその場でサッと理解できるというのは勉強のペースを乱すことなく「それまでの流れを維持しながらつまずき予防につながる」という動作になります。
デキタスは単元を選んで映像授業を見るという作業が簡素化されているため、瞬時にこの動作が可能になることで子供の理解度もかなりアップするという特徴があります。
ほかの効果も合わせると小学生の家庭学習にピッタリの教材になることを実感できたので、もし「基本をしっかりと勉強させたい」という事であればデキタスは他の教材と比較しても優れていると私は感じています。
まとめ

通信教育7教材とデキタスの比較についてご紹介してきました。実際に教材を取り寄せたりお試し体験などを経てこのような比較結果になりました。
この比較結果からわかったのは「デキタスの総合的な優秀さ」でした。
実際に利用してみてもこの優秀さはしっかりと実感できており、もし基礎基本を確実に勉強させて力をつけさせようと思うのであれば選んで間違いのない教材になると私は感じます。
ただし「応用」についてはデキタスではそこまで勉強できないので、その場合はZ会・進研ゼミチャレンジタッチ・秀英ID予備校などをお選びになるのがいいかもしれません。
とはいえデキタスも基礎基本に強い教材とはいえ、トップ校まではムリにしても難関校対策辺りまでは十分に勉強できる内容になっています。
とくに練習問題や応用問題で100点をとることで「キミ問」というハイレベルな問題集に挑戦できるため、そこまでしっかりと取り組めば難関校対策にも匹敵する勉強は可能です。
ぜひデキタスとほかの教材を比較したいと思っていれば、今回ご紹介した比較一覧表を詳しくチェックなさってみてください。
こちらも参考までにどうぞ。
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